フロントエンドフレームワークとかそのあたりの雑な話について

フロントエンドの進化が早いとか、フレームワークとかライブラリの入れ替わり云々の話が再燃している感じがあるので、雑に書いておくと…

単純にそれを学ばないのはもったいないし、フロントエンドを触る機会があるなら考え方は知っておくべき

という一言に尽きる。

そりゃ昔ほど簡単ではなくなったのは当然だけど、 それはSPAを始めとした、複雑なUIに対応するための答えというか方法の1つであって、 フロントエンドフレームワークを最初から学習コストが理由で毛嫌いして知ろうとしないのって、 サーバーサイド側で簡単に例えると、 数百万件データが有るようなDBの全文検索を早くする方法として、 ElasticSearchとかApache Solrなどの全文検索エンジンの類いが導入されていない場合は検討する思うけど、 それを使わないでDBのチューニングやアプリケーションサーバーの工夫で頑張ってなんとか気合で… みたいな話と基本的には同じ*1と思っている。

ReactやVueの考え方を知った上で使うかどうかは規模の大・小だったり、会社の要件に合わせて取捨選択すればいいだけで、 フロントエンドを触る機会のあるエンジニアは学習コストとかぼやいている暇があればさっさとチュートリアルでもなんでもいいので、毛嫌いせずに手を動かしてみるべきである。

少なくとも僕みたいなフロントエンドを少しかじったような雑魚エンジニアでもjQueryだけで頑張るよりも簡単にインタラクティブなUIを実現できる手段を手に入れて、実装の幅が広がったので、皆さんの心配しておられる学習コスト*2も簡単にペイできると思います。

*1:全文検索エンジンなしで全文検索を早くするのは厳しいけど、SPAはノンフレームワークjQueryでもなんとかなるでしょ?って思っているサーバーサイドエンジニアは実際に手を動かしてから反論して欲しい

*2:付随するライブラリが多く、学習コストが高いという意見があるかと思いますが、Railsでも依存しているGemは結構あるし、非同期処理を行うためのGemはたくさんあると思います。