いちばんやさしい新しいSEOの教本を読んだ

個人的興味や、知識の補完のためにSEO入門するに当たり、みんながおすすめしているように見えたので、この本を買って読んで見ることにした。

Amazon いちばんやさしい新しいSEO

前提として、SEO対策についての知識は簡単にWebで調べれば出るものくらいは知っている感じ。

内容について

目次は公開情報なので、下記に記載してみる。

◆Chapter 1 SEOの目的と考え方を身に付けよう

◆Chapter 2 Webサイトの目的と訪問者の目的を考えよう

◆Chapter 3 有効な検索キーワードを調査しよう

◆Chapter 4 業種別に最適なサイト構成を考えよう

◆Chapter 5 適切な内部対策でSEOの効果を高めよう

◆Chapter 6 質の高い外部対策でWebサイトの価値を高めよう

◆Chapter 7 ソーシャルメディアからWebサイトに集客しよう

◆Chapter 8 技術的な問題を解決して優れたWebサイトを目指そう

◆Chapter 9 SEOの効果を分析してさらなる改善を進めよう

・付録 1 業種・ジャンル別キーワード一覧表

・付録 2 サイト全体のテンプレート一覧管理表

・付録 3 今すぐ使えるSEORFPフォーマット

・用語集

Chapter1はともかく、 Chapter2,3,4はサイトを作る前の準備段階の話に3Chapter分の枠を割いていて、 本書を読み進めるごとに実感するのは、SEO対策はとにかく調査と事前準備・設計が大事だということだった。

当たり前の事しか書いていない

少し話は変わるのだけど、 ちょっと前に、メディアサイトのリニューアルにエンジニアとして携わった事があった。

そのときにSEOの面倒を見てくれた方がいて、SEO対策をエンジニアの立場から色々やったりしたのですが、 一般的に言われている「ちゃんとmeta titleつけよう」「H1タグはページ内に1つだけにしようね」とか、「記事のリンク先変わったらちゃんと301リダイレクトしよう」そういう「当たり前の事の徹底」の泥臭い事だったように記憶している。

しかし、そういう当たり前な、簡単な施策をやっておくだけだったのだけど、 リニューアルから数ヶ月後で検索結果に対してもしっかりと効果が現れているそうだ。

本書でも、ごくごく当たり前の事を当たり前にやっていく。 そんな当たり前なことだからこそ、本書紹介されているページ設計やテクニックは今に通ずるものがほとんどだと思っており、 数年しか効果がないような雑なものはないのだろう。

どうしてこの設計にするべきなのかなどの、施策に対しての理由についても結構しっかりめに説明されており、 前述のメディアリニューアル案件で「そういえばこんなページ構成だったな…」「回遊性を上げる理由はそこにあったのかー」とか思い出して、かなり納得感を持って読み進めることができた。

タイトルに「新しい」と入れたのは失敗

流石に最初に出版されたのは5年前で、新しくないのは当たり前。 日進月歩進化していっているWeb界隈や、SEO関連で近年あったような大型アップデート*1については当然触れられてはいない。 いい意味でタイトルに「新しい」と入れたのは失敗だと思っており、SEO入門の古典的な本だと思ってる。

Webエンジニア目線から見て

本書はWebエンジニア目線ではなく、Web担当者やPM向けの印象を受ける。*2

なので、技術的にどうすればいいかみたいなところの章にページは余り割かれておらず*3、 キーワード設計、サイトのページ設計などの事前作業や設計についての大事さがやっぱりメインな感じ。

エンジニアからみたSEO観が変わった

  • SEO対策は当たり前の連続だけど、とくに最初のページ・キーワード設計周りなどがめっちゃ大変。できれば専業でお願いしたほうが良い。
  • エンジニアリングだけでSEOを良くすることはできない。必ずそこにはSEO上の設計が必要。
  • SEO対策の仕事は、サイトを作ったときに見てもらえないという、「検索上のもったいない」をなくす仕事。

おすすめしたい人

  • とにかくSEOの基礎知識を身に着けたい人。
    • 個人的観測だと、基礎はほとんど、全体の60 - 70%はカバーできるのでは。
    • Webに載せるまでもない情報が貴重なので、この本でなくてもいいので、1冊SEO入門書を読んでおいたほうが学習効率は高いと思う。
  • メディア案件でSEO意識して!なんて言われてみたものの、SEOよくわからない。
  • ディレクターや担当者からの301リダイレクトの依頼を面倒で断っちゃうめんどくさいエンジニア

とにかくSEOに入門するに当たり、この本はおすすめ。 ぜひ読んでみてください。

最後に

  • SEO対策をプロジェクトのメインの仕事にするのは正直やりたくないなと思いました。
    • キーワード設計したり、ホント泥臭い仕事。
  • 興味を持って読んでみてすごく理解したし納得感あったが、自分でやりたいなと思えなかった。
    • 技術的に新しみがないし、面白味もぶっちゃけあんまりない。
  • この記事はSEOを意識しないでパパっと書きました。

*1:いわゆるWELQアップデートとか

*2:本書の中でも結構「エンジニアに協力を…」なんて事を言っているので。

*3:そもそも余り書くことが無い